voice: 20050010010 ここに通してっと……これでよし! 前の椅子よりも組み立てるのは簡単だね。

voice: 20050010020 座り心地は……っと。 ……うん、悪くない。新調した甲斐があったねぇ。

voice: 20050010030 voice: 20050010031 ふーふー、……ぷはぁ。 コーヒー、今度のキャンプの日は牛乳か砂糖持って行った方が良いかな?

voice: 20050010040 しぐれはブラック飲めないだろうし……。 子ども扱いしないでくださーいって怒りそうだけど。

voice: 20050010050 新調した道具の使い方もおさらい出来たし、 今度みんなでキャンプに行くときも問題ないかな。

voice: 20050010060 仁花子 それで! 冬は空が澄んでいるから、 夏とは違う星がくっきり見えるんです!

voice: 20050010070 へぇ~、夏にEdenのみんなでキャンプに行った時も星を見たけど、 冬だとさらに綺麗に見えるのかな?

voice: 20050010080 仁花子 それはもう! さっき稽古で犬の演技をしましたよね?

voice: 20050010090 うん、自分の尻尾を追いかける犬の演技だよね。 無邪気さに、少しの愚かさを出せって初魅が言ってた。

voice: 20050010100 仁花子 はい! 冬にはおおいぬ座とこいぬ座が出るんですけど、 おおいぬ座の一等星、シリウスがキラキラ輝いていて!

voice: 20050010110 大黒 シリウス……!!

voice: 20050010120 しぐれ なんですか大黒先輩。 急に怖い顔しないでもらえますぅ?

voice: 20050010130 大黒 し、してないわよ! にかっちは星の話をしてるんだから、怖い顔をする理由がないわ!

voice: 20050010140 しぐれ ふ~ん……?

voice: 20050010150 voice: 20050010151 あはは……。 でも仁花子がそこまで言うなら見てみたいな、冬の星空。

voice: 20050010160 仁花子 私も是非みんなに見てほしくて~……はっ!

voice: 20050010170 仁花子?

voice: 20050010180 仁花子 それなら、今度また天体観測行きませんか? みんなで夏の時みたいに、キャンプして!

voice: 20050010190 おぉ……いきなりだねぇ。 アタシは特に予定はないから良いけど。

voice: 20050010200 初魅はこの前脚本を考えている途中だって言ってたし、予定が合うかは……。

voice: 20050010210 初魅 ほう、冬のキャンプか。 夏とは違う体験が脚本の新たなアイデアに繋がるかもしれないな。

voice: 20050010220 初魅!?  え、でも脚本は大丈夫なの?

voice: 20050010230 初魅 心配は不要だ。 日程はいくらでも調整できる。

voice: 20050010240 初魅 寧ろ執筆を促すためにも、大自然に身を置きたいくらいだ。 私からすると、願ってもない誘いだな。

voice: 20050010250 それって行き詰ってるってことなんじゃ……。

voice: 20050010260 大黒 わ、私は我が主が向かう場所なら、たとえ火の中でもついていく所存です!

voice: 20050010270 voice: 20050010271 しぐれ 相変わらずですねぇ~大黒先輩。 にしても、またキャンプですかぁ?

voice: 20050010280 仁花子 ほら! 冬なら前の夏キャンプとは違って過ごしやすいと思う! 暑くないし、虫も少ないんじゃないかな?

voice: 20050010290 voice: 20050010291 仁花子 しぐれちゃんにも楽しんでもらえるんと思うんだけど……。 ねっ、しぐれちゃん! おねがい!

voice: 20050010300 しぐれ え~……。

voice: 20050010310 しぐれ はぁ~……でも暑くなくて、虫も少ないならまぁ……。

voice: 20050010320 しぐれ しょうがないですねぇ~? 仁花子先輩がどうしてもって言うなら、行ってあげても良いですよぉ?

voice: 20050010330 ふふっ、それにしても仁花子からキャンプに誘ってくれるなんてね。 みんなキャンプの良さを分かってくれたみたいで嬉しいな。

voice: 20050010340 まぁ、だからこそ経験者のアタシがしっかりしないとね~。 みんなにもっとキャンプを好きになってもらえるように。

voice: 20050010350 (夏のキャンプではバーナーを使って料理作ったっけ。  なら冬では焚火で作った料理をみんなで囲むのが、冬キャンらしくて良いな)

voice: 20050010360 ……ん?

voice: 20050010370 ?? ふっー……。

voice: 20050010380 (あの子、バイクで来たんだ。  見た感じ、同年代くらいかな……?)

voice: 20050010390 (アタシと同じでソロキャンみたいだね。  それにしてもバイクか~。)

voice: 20050010400 (みんなとのキャンプは、初魅が出してくれた車で行くんだろうな。  いや~、でもバイクでソロキャンもカッコよくて良いなぁ)

voice: 20050010410 リン やっと着いた。 冬の風は体に染みるぜ……。

voice: 20050010420 リン (到着が遅くならなくてよかった。  道中トラブルもなかったし、幸先が良いな)

voice: 20050010430 リン (しばらくいったところに、展望台があるみたいだし、  あとで景色の写真を撮って、なでしこ達に送ろうかな)

voice: 20050010440 voice: 20050010441 リン (さてと、そうと決まればまずはテントをどこに立てるか……。  あ、あの人……)

voice: 20050010450 ふーっ、ふーっ……ずずぅ。

voice: 20050010460 リン (火にあたりながらコーヒー飲んでる。  あったかそう……)

voice: 20050010470 リン ……っ!

voice: 20050010480 リン (寒い……。  私も早くテント立てる場所決めないと)