voice: 20061070010 叶羽 じゃあ、アタシが露払いしてくるわ、とどめは美兎、任せるからね。
voice: 20061070020 美兎 う、うん……! かわいそうだけど、ちゃんと怖がってもらえるよう頑張るね。
voice: 20061070030 叶羽 プロとしてね。
voice: 20061070040 美兎 うん、プロとしてファンの人たちに喜んで怖がってもらう。
voice: 20061070050 叶羽 ふふ、変な日本語。
voice: 20061070060 美兎 そ……そうかな……ふふ。
voice: 20061070070 蕾 そろそろ、次のチェックポイントだ。心の準備は良いか?
voice: 20061070080 蕾のファンB はいっ! 次はだれがお化け役してくれるのかな、楽しみっ!
voice: 20061070090 蕾のファンA 美兎ちゃんかな、カミラちゃんかな。叶羽ちゃんのお化けも可愛いよね、絶対。
voice: 20061070100 蕾のファンB 案外、要様だったりして……?
voice: 20061070110 蕾のファンA やだこわい……でも会いたい……でもこわい……でも会いたいぃぃぃ!!
voice: 20061070120 蕾のファンB お化け役で要様が出てきたらもう私理性と一緒に成仏する! ここで地縛霊になる!
voice: 20061070130 蕾 ふふふ、だいぶ期待されているぞ、本巣、白丸。さあ、どう出る?
voice: 20061070140 蕾 ファンミーティングとは、ファンを楽しませる催し、だったな……。
voice: 20061070150 蕾 おふたりはこんな話を知っているか……? このキャンプ場に伝わる話なのだが……題して『写ってはいけない手』。
voice: 20061070160 蕾のファンA こっ、こわぁ……それ、本当の話?
voice: 20061070170 蕾 さて、どうであろうな。
voice: 20061070180 蕾のファンB ど、どうしてそんなキャンプ場でファンミーティングなんてやるんですかぁ。 怖くてもうお手洗いいけない……。
voice: 20061070190 蕾 おや?
voice: 20061070200 蕾のファンA ひいっ!
voice: 20061070210 蕾のファンB えっ、なにっ? なにっ?
voice: 20061070220 蕾 いや、なんでもない、見間違いだったようだ。
voice: 20061070230 蕾のファンA もう、やめてくださいよう。
voice: 20061070240 蕾のファンB 心臓止まるかと思った……。
voice: 20061070250 蕾 おや?
voice: 20061070260 蕾のファンA もうその手にはひっかかりませんー。
voice: 20061070270 蕾 いや、肩に置かれてるその手は何かと思ってな。
voice: 20061070280 蕾のファンB へ?
voice: 20061070290 叶羽 『うふふ』
voice: 20061070300 蕾のファンA うわあぁぁぁっ!
voice: 20061070310 蕾のファンB きゃあああああっ! うそっ! やだっ! やだっ!
voice: 20061070320 叶羽 『ねぇ……写真撮ろう……?』
voice: 20061070330 蕾のファンA もしかして……『写ってはいけない手』の幽霊……!?
voice: 20061070340 蕾のファンB きゃあああっ!
voice: 20061070350 蕾 ふふふ、ふたりとも逃げ出してしまったか。良き肝試しになったであろう。 良き化け具合であったぞ、本巣。さすがだな。
voice: 20061070360 叶羽 まあ、一本道だし、迷うこともないでしょ。
voice: 20061070370 叶羽 前もってあのふたりに情報入れといてくれた蕾のおかげでしょ。 お互いプロとして仕事できたんじゃない?
voice: 20061070380 叶羽 それよりあんた、いろはになにしたらあんな悲鳴あげさせられんのよ。
voice: 20061070390 蕾 ふっ。知りたいか?
voice: 20061070400 叶羽 もったいぶるなー。アタシはビビらないから大丈夫よ。
voice: 20061070410 蕾 それを聞いて安心した。
voice: 20061070420 蕾 『私……写ってたよねぇ……?』
voice: 20061070430 叶羽 うひゃあぁぁぁぁっ!
voice: 20061070440 蕾 ふふふ……。
voice: 20061070450 叶羽 こわっ! こわっ! あんた、 どうしたら懐中電灯一本でそんな怖い雰囲気出せんのよ。
voice: 20061070460 蕾 大切なのは文脈だ。怪談の記憶を吹き込んでおけば、 恐怖に揺れた心は容易に崩れる。さっきのふたりと同じこと。
voice: 20061070470 叶羽 や、やるじゃない。ちょっとだけ、ちょっとだけビビったわ。 ほんとにちょっとだけね。でも、こっちだってこれで終わりじゃないから。
voice: 20061070480 蕾 ふっ、強がりを。
voice: 20061070490 叶羽 虚勢じゃないのよね。真打があんたを恐怖のずんどこにたたきこむってことよ!