voice: 20066020010 ラモーナ (身の振り方について話をされてすぐ、呼び出し……か)

voice: 20066020020 ラモーナ 失礼します、ラモーナ・ウォルフです。

voice: 20066020030 銀河座上層部A ラモーナ・ウォルフ、今日ここにお前を呼んだのは、他でもない。 今度は他の役者に必要以上に干渉しているそうじゃないか。

voice: 20066020040 銀河座上層部B ワークショップに続いて、まぁ手が早いことだ。 おかげで、こんな会を開く羽目になってしまった。

voice: 20066020050 ラモーナ (やはり……そうか。上層部が望んでいるのは、  劇団内を私が来た頃の銀河座に戻すことだろう)

voice: 20066020060 ラモーナ (馴れ合っているつもりではないが……上層部の目には、  私の所業はその類に見えてしまっても不思議じゃない)

voice: 20066020070 ラモーナ それは誤解だ。ワークショップの件は、あの局面だ。 致し方なかった……それは私も理解している。

voice: 20066020080 ラモーナ 今、皆に話を聞いているのも、悩んでいる者たちの力になることが、 私が劇団全体に役立てることだと思ってやっていることで――

voice: 20066020090 銀河座上層部A お前にその気はないとしても、周りの人間への影響というものがある。 お前も分かっているだろう?

voice: 20066020100 ラモーナ それは……。

voice: 20066020110 ラモーナ (分かって……いる。彼らが言いたいのは、  ワークショップ参加者の解雇のことだろう)

voice: 20066020120 ラモーナ (私のせいで、辞めることを余儀なくされてしまった者たち。  『橋弁慶』が終わった今、今更ながら肩に重くのしかかる)

voice: 20066020130 ラモーナ (カトリナの時のように、自分の我儘で傷つく人を出さないと……、  そう心に誓っていたはずなのに)

voice: 20066020140 銀河座上層部B お前は複数公演にメインとして出演した役者なんだ。 自分の影響力に自覚的になってもらわねば困る。

voice: 20066020150 銀河座上層部B いずれ銀河を壊しかねないひずみに他ならない。 今のお前のような不穏因子は野放しには出来ない。

voice: 20066020160 ラモーナ ……! それは……!

voice: 20066020170 銀河座上層部A 在り方を変えろ、さもなければお前はこの劇団を去ることになるぞ。

voice: 20066020180 ラモーナ (銀河座を……去る)

voice: 20066020190 銀河座上層部B これまでサンクルーに、『橋弁慶』とお前の役者としての実績は買っている。

voice: 20066020200 銀河座上層部B だからこそ、次の公演の演目、『円卓騎士物語』。 その主役である『アーサー王』役にお前を起用する。

voice: 20066020210 銀河座上層部B 銀河座の役者らしい在り方を見せてくれ。

voice: 20066020230 ラモーナ ……!?

voice: 20066020240 ラモーナ (主演を貰った……。  それは単純に喜ばしい事だ。ただ……)

voice: 20066020250 ラモーナ (それは今までやってきたこと、話を聞くこと……。  それらをやめることを引き換えに課されている)

voice: 20066020260 クレア そうですね……、ワークショップがなくなって、 手探りに演技を試すことが多いですから。

voice: 20066020270 ラモーナ (クレアやアビゲイルは迷っていた……。  牛若丸の時は緋花里たちだって)

voice: 20066020280 ラモーナ (そんな彼らの力になることこそが、  自分がこの劇団に役立てることだと信じてきた)

voice: 20066020290 ラモーナ (それなのに、悩む皆をそのまま見過ごして良いのか……!?  だが、今や私のクビがかかって……)

voice: 20066020300 銀河座幹部 ……。

voice: 20066020310 銀河座幹部 少し、良いだろうか?

voice: 20066020320 ラモーナ ……!

voice: 20066020330 ラモーナ (銀河座上層部……元々は演出家をやっていらっしゃった重鎮の先生か。  随分と大物だぞ……)

voice: 20066020340 ラモーナ (そんな人物までもが、私の進退についての会議に出ているのか……)

voice: 20066020350 銀河座幹部 ラモーナ・ウォルフ、なぜ君はそこまで他の役者に構っている? 君は自分が他者に与える影響に責任を取れるのか?

voice: 20066020360 銀河座幹部 君がやりたいと思っていることは、 自分が銀河座に居ることを投げ打ってでもやるべきことなのか?

voice: 20066020370 ラモーナ ……! 私は……。

voice: 20066020380 ラモーナ (やるべきことだ……。  そう思ってこれまでやってきた)

voice: 20066020390 ラモーナ (けれど、自分の進退がかかっていると思うと……、  首を縦に振ることすら、出来ないとは……)

voice: 20066020400 銀河座幹部 そんな様子では、お客様の前に立つ資格はない。

voice: 20066020410 ラモーナ っ!

voice: 20066020420 銀河座幹部 答えの出せない役者はそれこそ、この劇団に必要ない。 ……よく考えておくのだな。

voice: 20066020430 ラモーナ ……はい。

voice: 20066020440 銀河座幹部 このくらいで、話は終わりで良いかね? 私や君たちの時間をこのような会議で浪費するのはよろしくないだろう?

voice: 20066020450 銀河座幹部 それに、彼女には主演として挽回するための時間が、 必要なのだから。

voice: 20066020460 銀河座上層部A え、ええ。もちろんです。 先生のおっしゃっている通りだ、肝に銘じておけ。

voice: 20066020470 ラモーナ はい……失礼します。

voice: 20066020480 銀河座幹部 ……。

voice: 20066020490 銀河座幹部 (ラモーナ・ウォルフ。君が旗頭たる強さを持っているか否か……、  ここが分水嶺だぞ)