voice: 30006010010 う~ん……。 どうしたもんかな……。

voice: 30006010020 仁花子 どうしたんですか、いるるん? さっきから悩んでる様子ですけど……。

voice: 30006010030 『フューチャーダイスター』の取材依頼がウチに来たんだよ。 テトラさんは受けるかどうか、役者に任せるって言っててね。

voice: 30006010040 大黒 『フューチャーダイスター』の……!?

voice: 30006010050 しぐれ そんなの、受けないなんてありえませんよねぇ。

voice: 30006010060 まさかこんな日が来るなんてねぇ……。

voice: 30006010070 voice: 30006010071 仁花子 へー! みんな知ってる雑誌なんだね。 レンさんはこのこと知ってるんですか?

voice: 30006010080 いや~……それがさ、これから伝える予定なんだよねぇ。

voice: 30006010090 しぐれ これから……。

voice: 30006010100 大黒 なるほど……。

voice: 30006010110 仁花子 みんなどうしたの? 黙っちゃって。

voice: 30006010120 しぐれ 別にぃ。初魅さんの反応が思い浮かんだだけでーす。

voice: 30006010130 voice: 30006010131 大黒 ちょっと、そんな言い方ないでしょ。 まあ私も察しはつくけどね……。

voice: 30006010140 だねぇ。こういう風にメディアに取り上げられて、注目を浴びるの、 あんまり好きそうなイメージ無いもんねぇ……。

voice: 30006010150 仁花子 あ~……! そっかぁ……。

voice: 30006010160 大黒 我が主だって考えなしに拒んでるわけじゃない。 注目を浴びすぎるのがEdenにとって良いことかもわからないしね……。

voice: 30006010170 まあ、オファー自体、テトラさんも意外そうだったしね。 Edenっぽくないと言えばそうなんじゃない?

voice: 30006010180 しぐれ それは一理ありますけどぉ……。 しぐれは素直にオファー受けたら良いと思いますよ?

voice: 30006010190 初魅 皆、どうしたんだ?

voice: 30006010200 仁花子 あ、レンさん!

voice: 30006010210 実は、『フューチャーダイスター』から取材の依頼が来ててさ。 さすがに初魅も知ってるよね? 有名な演劇雑誌。

voice: 30006010220 初魅 『フューチャーダイスター』……。 ああ、知っている。

voice: 30006010230 それで、テトラさんからは取材依頼を受けるかどうか、 アタシたちに任せるって言われたんだけど。初魅はどう思うのかなって。

voice: 30006010240 しぐれ ……。

voice: 30006010250 大黒 ごくり……。

voice: 30006010260 初魅 取材か……。 興味ないな。

voice: 30006010270 だよねー。 あはは、そう言うと思ったよ。

voice: 30006010280 仁花子 そっかぁ……。 じゃあ、取材はやっぱり受けないんですか?

voice: 30006010290 初魅 なんだ、お前たちは受けたいのか?

voice: 30006010300 大黒 えっと……、そういうわけでは……。

voice: 30006010310 しぐれ しぐれは、受けるのも良いと思いますけどねぇ。 Edenをもっと沢山の人に知ってもらう、良い機会だと思います。

voice: 30006010320 うん、そうだね。 結構アタシたちは前向きに考えてたって感じ。

voice: 30006010330 大黒 容さんっ?

voice: 30006010340 それは本心でしょ? みんな、結構嬉しそうにしてたじゃない。

voice: 30006010350 でも、Edenのリーダーは初魅だからね。アタシたちは初魅に従うよ。 それがEdenにとって良い結果を生むって信じてるしね。

voice: 30006010360 初魅 ……。

voice: 30006010370 初魅 わかった、受けよう。

voice: 30006010380 しぐれ えっ!?

voice: 30006010390 大黒 本当……ですか!?

voice: 30006010400 初魅 なんだ? そんなに驚くことか?

voice: 30006010410 仁花子 だって……レンさん、こういう風に注目されるの、 あんまり好きじゃないんじゃ……。

voice: 30006010420 初魅 ああ、そうだな。

voice: 30006010430 初魅、さっきの言葉は本心なの? アタシたち、別に無理して欲しいってわけじゃ――

voice: 30006010440 初魅 『オイディプス王』は私ひとりで作り上げた劇じゃない。 皆の貢献あってだ。

voice: 30006010450 初魅 これまで通り、舞台の方針については今後も譲るつもりはない。 だが、取材は作風とは関係ない。

voice: 30006010460 voice: 30006010461 初魅 取材の依頼についても、皆の頑張りが称えられたということだろう。 なら……断る理由もないだろう?

voice: 30006010470 ……!

voice: 30006010480 仁花子 レンさん……!

voice: 30006010490 しぐれ ふふん。当然ですよぉ。 初魅さんには、しぐれっていう凄い仲間がいるんですからね。

voice: 30006010500 初魅 ああ、そうだな。

voice: 30006010510 大黒 ありがとうございます、我が主!

voice: 30006010520 初魅 礼を言うのはこちらのほうだ。取材陣にも言っておけよ。 Edenの役者の凄さを存分に世に知らしめるように、ってな。

voice: 30006010530 ははは……。逆にプレッシャーかけようとするとか、 初魅らしいなぁ~。

voice: 30006010540 でも、わかったよ。 じゃあ、取材受けますって返しておくね!